「ビブリオピック」とは、「読書をするピクニック」。もともと、「ピクニック」という言葉が使われるようになった時代には、単に屋外での食事を表すのではなく、知的な男女が、邸宅に集まり、文化的な交流をはかっていたことを指していたようです。
「ビブリオピック」は、様々なバックボーン、価値観をもった人々が本を通して、先人たちから多くを学んだり、またみずからの考えを表現し合い、参加者が、お互いに新たなものの見方を共有する場として、継続してきた会です。
2019年
1月「冬の愉しみかた」
31/0115 仙台で読書会を始めました。秋田・新屋で3年前から開催している「アラヤード・ピクニック」では「ビブリオピック」と名づけた読書会を、同じスタイルで、時間制限はもうけず、テーマにそったお好きな本をお持ちいただいて、おはなしいただきました。
2月「英国あれこれ」
31/0207「英国あれこれ」と題してのHTHでの第2回読書会。J.G.バラード『22世紀のコロンブス』&『ザ・ベスト・オブ・バラード』から「重荷を背負いすぎた男」、村上かつみ『愛蘭土ほろ酔いパブ紀行』、鷲津名都江『マザー・グースをたずねて』、ハワード・ファーガソン『独奏的生活』が紹介されました。
3月「続 英国あれこれ」
31/0320 今回のお題は前回から引き続き「又 英国あれこれ」。司馬遼太郎『街道をゆく 愛蘭土紀行』,井野瀬久美恵『大英帝国はミュージック・ホールから』などが紹介されました。
31/0429 4月29日「昭和の日」に、"昭和" をテーマに読書会をしました。『茨木のり子の家』,『暮しの手帖』,そして永井良和『社交ダンスと日本人』などが紹介されました。
5月「人生」
01/0527 5月の読書会を開催しました。 今回は、お薦めの5冊と、お薦めの名曲&名アレンジ&名演奏5つを紹介しあうべく「この5冊、この5曲」と題して行いました。ハラルト・シュテュンプケ(日高敏隆,羽田節子訳)『鼻行類』,カート・ヴォネガット『母なる夜』などが紹介されました。
6月「音楽と本」
01/0627 今回は、高山博『中世シチリア王国』,南塚信吾『義賊伝説』,平岡正明『山口百恵は菩薩である』などの本と、カロル・シマノフスキ『ルッジェロ王』,アルフレド・シュニトケ『合唱のための協奏曲』などの楽曲が紹介されました。
7月「山」
01/0722 今回のテーマは「山」。ジョン・ミューア『はじめてのシエラの夏』,増村征夫『信州・安曇野からの季節の便り』などが紹介されました。ジョン・ミューアはまさに山を愛し、世界の自然保護運動の礎となった活動をしたかたですね。
8月「祭」01/0812 今回のテーマは『祭』。秋田からご参加くださったかたも。 平岡正明『大道芸および場末の自由』、森須磨子『しめかざり 新年の願いを結ぶかたち』、前田憲二『祭祀と異界―渡来の祭りと精霊への行脚』などが紹介されました。
9月「葉」
01/0905 今回のお題は、今月21-22日に秋田・新屋で開催する『アラヤード・ピクニック』での読書会と同じく「葉」。お一人が、太宰治の『晩年』から「葉」と「道化の華」、そして『人間失格』を取り上げてくださいました。
10月「収穫」
01/1016「秋の実り、収穫祭」というお題に、お一人は『神楽と出会う本』という三上敏視さんによる本をお持ちくださいました。秋田・大森 保呂羽山波宇志別神社でおこなわれる、今年の収穫に感謝し来る年へ五穀豊穣を祈る「霜月神楽」の話にもなりました。
11月「冬じたく」
01/1119 今回のテーマは「冬じたく」。お一人は、ローラ・インガルス・ワイルダー『長い冬』を取り上げ、ローラ作品の翻訳者による大きな違いなどを紹介くださいました。また副島顕子『酒米ハンドブック』をお持ちくださったかたも。
12月「今年聴き直した音楽、今年読み返した本」
01/1230 2019年1月から始めて、12回重ねることができました。毎回、さまざまな専門家がお集まりくださって、お互いにとって新しい扉が開かれるようなおはなしが飛び出しました。
2020年
1月「雪」
02/0109 今月のテーマは「雪」または「神社」または「節句」。藤沢周『ブエノスアイレス 午前零時』, クロード・マルタンゲ & フィリップ・デュマ『ゆきの したの なまえ』, 矢川澄子『ことばの国のアリス』などが紹介されました。
2月「熊、馬」
02/0227 今回のテーマは、クマとウマ。赤羽正春『熊』、筒井康隆『熊の木本線』、A.A.ミルン 作 石井桃子 訳『クマのプーさん全集』、山下洋輔 文 柚木沙弥郎 絵『つきよのおんがくかい』などが紹介されました。
3月「春、鼠」
02/0322 音楽会に付随して実施。
4月「留学、倫敦」※中止
5月「自由、不自由」※中止
6月「夏至」
02/0613 久しぶりの開催。無事に終えることが出来ました。武田龍夫『白夜に谺する夏至祭の歓喜』などが紹介されました。
7月「海」
02/0723 今月は「海の日」に開催だったのでストレートに「海」。工藤直子『ともだちは海のにおい』などが紹介されました。
8月「子ども時代」
02/0831 テーマにそって お薦めの本を持ち寄り、自由に紹介しあう会。今回のテーマは「子ども時代」。お一人は『トルタの国語』、お一人は木造校舎を撮り集めた写真集、またお一人は『カフカ全集』についておはなしくださいました。
9月「秋」
02/0925 今回のテーマは「秋」。寺田寅彦の「秋の歌」、太宰治の「ア、秋」、中野純の『月で遊ぶ』などが紹介されました。
10月「ケルト、死者」
02/1031「ビブリオピック」こと, 毎回テーマに沿ったお薦めの本を紹介し合う,読書会を行いました。ちょうどハロウィンと満月が重なった今月の選書テーマは「ケルト」「死者」。会の最後には、広瀬川の水面に映る月を愛でに連れだって出かけました。
11月「北」
02/1124 今回のお題は"北"。お一人が,大岡信の詩「秋の乾杯」と,飯島耕一の詩「散文詩を書いてみた」をご紹介くださいました。"北から","北風のあなた","北へ向った" といったフレーズが,詩の中に登場するのでした。
12月「牛」
02/1227 今回のテーマは「牛」。アンリ・ド・モンテルラン『闘牛士』,シャーロット・マクラウド『牛乳配達退場』などが紹介されました。また音楽ではジョゼ・ピニェイロが歌った「黒い頭の牛」など。
2021年
1月「白と黒」
03/0117 本や音楽を紹介し合う間は、マスクを着用し、一息入れる間は、会話を慎むことに。今回のテーマは、前回に続いて「続・牛」と「白」「黒」。
2月「往復書簡、手紙」
03/0224 今回のテーマは「手紙、往復書簡」。 奈良文化財研究所 編『木簡 古代からの便り』、小笠原博毅+福嶋聡 『パンデミック下の書店と教室』などが紹介されました。ささやかな会ですが この場も大切にしていきたいと思っています。
3月「地図」※中止